講座の概要と目的 / outline and objectives
本講座では心理学の代表的な研究法である「実験法」について、実際の実験の実施、結果の統計的分析、レポートの作成を通して学びます。心理学の実験法の基礎について理解し、心理学の書式でのレポートを作成する能力を身につけることを目的とします。
- イントロダクション
- 心理学の研究法を概観 - 量的研究と質的研究
- 実験法は量的研究のひとつ - 心理学実験法の概要
- 問題のある検証法 - 心理学実験法の概要
- 実験群と統制群 - 心理学実験法の概要
- 現実的制約を考慮し研究法を選択 - 心理学実験法の概要
- 1群事前事後テストデザイン(偽実験) - 心理学実験法の概要
- 不等価2群事前事後テストデザイン(準実験) - 心理学実験法の概要
- 対象群
- 実験 - 心理学実験法の概要
- 実験の精度・精巧さのレベル - 心理学実験法の概要
- 生態学的妥当性 - 心理学実験法の概要
- 実験の2要件 - 心理学実験法の概要
- 実験・準実験・他の研究法の差異 - 心理学実験法の概要
- 処遇と教示 - 実験における用語
- 指標の客観性 - 実験における懸念
- 処遇が意図した効果を持つのか - 実験における懸念
- 予備実験 - 実験における用語
- 操作チェック - 実験における用語
- 要因計画 - 実験における用語
- 完全無作為2要因デザイン
- 対応の有無 - 実験における用語
- 2要因混合デザイン
- 対応のある2要因デザイン
- 順序効果 - 対応のある要因の留意点
- その他の対応のある要因の留意点
- 1要因の実験デザイン
- 交互作用効果
- 操作不能な変数
- 参加者間計画と参加者内計画
- ペア(ブロック)とマッチング - 実験における用語
- 剰余(交絡/干渉)変数 - 実験における用語
- 実験者効果と(二重)盲検法 - 実験における用語
- 要求特性とディセプション、ディブリーフィング - 実験における用語
- 内省報告 - 実験における用語
- 実験における倫理的側面
- 内的妥当性と外的妥当性
錯視実験